メディア 運輸向け健康支援

【harmo導入インタビュー】有限会社舞子運送 #02 「会社が健康を考えてくれている」実感が4割から8割へ。徹底した健診後フォローと「運転寿命」延伸への挑戦。



有限会社舞子運送 代表取締役 河原 靖典 様
神戸市に拠点を置く有限会社舞子運送は、2021年から5年連続で「健康経営優良法人認定制度 ブライト500」に認定されています。数々の表彰や登壇実績を持つ同社ですが、その取り組みの原点には、2017年に起きた社員の重大な病気がありました。
「健康を本人に任せるだけでは、社員を守ることはできない」
その思いから健診後フォローを徹底し、さらに一歩踏み込み、現在は服薬の状況まで把握する体制を構築されています。目指しているのは、社員が長く安全に働き続けられる「運転寿命」の延伸です。
本インタビューでは、その健康経営の進化の過程を全3回で伺います。




#01では、「健康は会社が守る」という決断に至った背景を伺いました。
harmo導入インタビュー 有限会社舞子運送 #01 「健康は会社が守る」 ― 重大な出来事から始まった決断
#02では、その思いをどのように具体的な運用へと落とし込んでいったのかをお聞きします。



◇「会社が健康を考えてくれている」実感が4割から8割へ。徹底した健診後フォローと「運転寿命」延伸への挑戦。


───健康経営を始めた当初、社員の皆さんの反応はいかがでしたか?


正直、最初は全然響いていなかったと思います。「僕は健康だから大丈夫です!」と言う社員ばかりで、会社が何か言ってもほとんど行動にはつながりませんでした。


それでも私は、何かあるたびに「体は大丈夫か、元気か?」と声をかけ続けました。特に、健康診断で再検査が出た社員に対しては、単に「病院へ行きなさい」と言うだけでは終わらせないよう、産業医と連携しながら仕組みづくりを行いました。



───「病院へ行きなさい」で終わらせない運用をされているのですね。二次検査フォローは、どのように進めてこられたのでしょうか。


二次検査を受診したか、どのような検査を受けたか、結果はどうだったか。最終的に医師に署名とコメントを書いてもらった書類を提出して初めて「二次検査終了」とする。この運用を、全員が期限までに完了するまで、最後まで徹底的に追いかけています。




───徹底したフォローを続ける中で、社員の方の変化はありましたか?


毎年、外部の機関にアンケートをお願いしているのですが、当初「会社は社員の健康を考えてくれている」という回答は3~4割程度でした。それが今では、8割近くまで上がってきています。


数字が少しずつ上がってくるのを見ると、社員も自分の健康に対して会社が本気で向き合っていると感じてくれるようになったのだなと、素直にありがたいと感じています。



───会社の本気が伝わり、社員の方に前向きに受け止められるようになったのですね。河原社長が大切にされている「運転寿命」という考え方について、詳しく教えてください。


私は、ドライバーの「運転寿命」は「健康寿命」よりも短いと思っています。以前は、「運転寿命」は60歳ぐらいだろうという感覚でした。実際、会社としても以前は60歳になったら運転業務は降りてもらうという考え方でした。しかし現在は、定年を65歳に変え、その後は再雇用という形にしています。


ただし、再雇用だからといって誰でも同じように運転してもらうわけではなく、65歳の時点でその人の健康状態や運転の適性をきちんと見極めます。その上で、「まだ運転できる」と判断した場合にのみ、運転業務を続けてもらいます。能力や健康状態によっては、70歳でも運転業務を担ってもらうケースもあります。



───「運転寿命」を伸ばすために取り組まれていることを教えてください。


単に就業規則を変えて年齢を延ばすということではなく、健康経営や、脳体力トレーニング(脳トレ)などを取り入れながら、少しでも長く安全に運転できるようにして、「運転寿命を延ばしていこう」という考え方をしています。




───ありがとうございました。#02では、徹底した健診後フォローなどの積み重ねにより、「会社は本気だ」という信頼につながり、運転寿命の延伸へと結びついていることが伝わってきました。


最後となる#03では、「服薬管理」を開始した理由と、その後の変化について伺います。


harmo導入インタビュー 有限会社舞子運送 #03 「今まで以上に社員を知ることができるようになった」。服薬管理が、会社とドライバー双方の安心に繋がる。




 <インタビュー協力企業>
 会社名:有限会社舞子運送
 事業内容:一般区域貨物自動車運送事業、廃棄物処理事業
 ホームページ:https://maiko-unso.co.jp/




◇harmoおくすり手帳 for Driverについて


harmo株式会社は、医療分野で培った専門知識を活かし、運輸業界が抱える健康課題の解決に寄り添います。harmoおくすり手帳 for Driverは、おくすり手帳アプリを通じて、ドライバーの服薬・治療状況を把握することで、健康起因事故の防止を目指すサービスです。服薬忘れや治療中断、眠気などの副作用によるリスクを防ぎ、治療と運転業務との両立をサポートします。


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