2015.09.14

医療連携を目指すなかで
豊中市の医療インフラになることが期待されています

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豊中市薬剤師会のお取り組み事例

2015年3月にharmo(ハルモ)の試験サービス開始がアナウンスされた大阪府豊中市。
運用開始からまだ日が浅いなか、約130軒ある豊中市薬剤師会の会員薬局の中で、すでに約90軒の薬局に導入が決まっています(取材時点)。
薬剤師会の先生方に、導入のいきさつから現在の状況、そして将来の活用のあり方などをお話しいただきました。

豊中市薬剤師会の皆さん

  • 芦田会長:あしだ薬局
  • 西田先生:西田薬局
  • 多田副会長:グリーンメディック薬局
  • 濱中先生:日宝堂薬局
  • 井上副会長:カリス薬局
  • 六車先生:レイ薬局
  • 森川先生:服部メディカルセンター森川薬局
  • 伊原先生:冨士薬局
  • 水谷先生:水谷薬局
  • 牧野先生:マキノ薬局
  • 三河先生:ミカワ薬局
  • 光在先生:みのり薬局

harmo(ハルモ)導入のきっかけ

薬剤師会で採択に至った経緯

多田副会長

多田副会長

多田:私が電子お薬手帳に興味があり、参加したセミナーでharmo(ハルモ)の話を聞いたことが導入のきっかけになりました。豊中市のICTについて「虹ねっと」(豊中市の医療と介護の実務者が連携した意見交換会)で議論をしているなかで、今後何らかの医療インフラが必要だという課題が挙がっていました。そこで、harmo(ハルモ)の活用を思いついたのです。単に電子お薬手帳だからという切り口だけでなく、クラウドサービスとしてお薬の情報以外にもいろいろと拡張できそうなところが魅力でした。さらに、個人情報が切り離されて管理されているというセキュリティの高さが、採用の決め手となりました。

芦田会長

芦田会長

芦田:最初、多田先生から「今度新しい店を出すにあたって、harmo(ハルモ)を使ってみたいと思っているんです」と話がありました。「それはどんな仕組みなの?」とメンバーで話を聞くと、将来の医療インフラになりうるシステムだと言うので、それなら豊中市全域の薬局に入れてみようと、薬剤師会として採択することになったわけです。将来の地域連携を考えた時、導入店が少なければ、利便性、運用効率やデータの利用価値も低くなります。それだけに参加薬局はできるだけ多くしたかったわけです。また現状をみれば、お薬手帳を持って来られる患者様が半数以下という状況で、将来に向けて持参率を向上させる準備をしておきたいという思いもありました。非常に早いスピードで約90軒もの薬局に導入を決めていただき、うまく進んでいます。今後は病院への導入も推進していきます。

井上:みんなが足並み揃えて何かをしようとすることは、何かと難しい面もあると思いますが、豊中市の薬剤師会は本当に全員がわっと動きます。規模的には中堅かもしれませんが、1つの共同体としては大きな力になります。導入に取り組んでいる我々も楽しく、また患者様も「こんなカードを作った」と喜んでいただける。みんなが和気あいあいと活動しているのが特徴ですね。

⇒ 次ページ harmo(ハルモ)導入後の状況について