2016.03.03

地域包括ケアシステムにおける“かかりつけ薬局”の
役割と2016年度 診療報酬改定の内容

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メディキャスト株式会社による分析レポート

③ 医療機関との積極的な連携を評価

今回の改定では、保険薬局と医療機関の連携を積極的に推進していくことが評価されています。これまで以上に、処方せん発行元の医療機関の処方医に対して情報提供や疑義照会を行う等のやり取りが求められています。

【医療機関との連携が求められる主な診療報酬項目】

④ ICTを用いた地域連携の推進

今回の診療報酬改定の特徴の一つが、ICT化の推進と評価です。医療機関ではデバイス等を用いた遠隔医療に対する評価や紹介状等は、電子的なやり取りでも認められる等、ICTを活用した将来的な地域連携ネットワークシステムの構築の足がかりが整備され始めたように見受けられます。
保険薬局では、今回の改定で電子お薬手帳が認められることとなりました。また、2016年4月から地域医療連携ネットワーク稼動地域にて順次、電子処方せんがスタートします。今後は、地域単位で電子処方せんや電子お薬手帳を活用することにより、より効率的かつ円滑な情報共有が可能となり、一層、保険薬局と医療機関の密な情報連携が可能となっていくのではないかと考えられます。
保険薬局としては、かかりつけ薬局の機能として、患者の求めに対応できるようできる限り早い段階で電子お薬手帳が活用できる体制を構築しておくべきでしょう。

以上

「2025年までにすべての薬局をかかりつけ薬局に」という厚労省の指針のもと、今後医療分野でのICTの活用領域はますます広がると考えられます。薬局・医療機関の方々が患者様の”かかりつけ”として応えていくことをサポートするために、harmoも機能の充実を一層進めてまいります。

ここがPOINT

「地域の情報連携インフラ」として期待されるharmo

harmoは調剤薬局だけでなく、地域の中核病院をはじめとする医療機関にも導入されており、多職種連携や地域包括ケア体制における情報連携のプラットフォームとしての活用の検討が進められている例もあります。かかりつけ薬局・薬剤師にとって重用な役割となる「医療機関との連携」において、患者情報の連携に貢献するサービスとして期待されています。