2015.11.02

豊中の医療インフラを築くために
harmo(ハルモ)の拡張性に期待しています。

大阪府豊中市 グリーンメディック薬局様

グリーンメディック薬局のコンセプト

少路局はまるでカフェのようです。来られる患者様はどんな方が多いですか。

30代と60代の方が多いです。カフェのような雰囲気にしたのは、入りやすさ、相談しやすさを重視したからです。予防医療がしやすく、病院のような真っ白な感じとは違うようにしたいと思いました。それとスポーツもキーワードですね。スポーツは予防医療として大事なので、ウェアラブルの活動量計なども取り扱っています。患者様が処方せんを持って来るのを待って、調剤業務だけすることに危機感を持っていました。処方せんを持っていない方にも来てほしいと思っています。先日「ちょっと見させてもらっていいですか」と患者様が入って来られて、「雑貨屋さんみたいになった」と思いました(笑)。患者様に選ばれるためには、自分たちで企画を立てて、打ち出して行かないといけない。イベントを組んだり、相談会をしたりすることもあります。患者様に振り向いていただくようなことをしなければ、これからの薬局は生き残っていけないと思います。

harmo導入に至るまで

harmo(ハルモ)導入前、紙のお薬手帳はどのような活用状況でしたか。

非常に活用できていました。グリーンメディックのオリジナルで、白紙のお薬手帳です。システム手帳の「リフィール」の考え方を取り入れました。大体30種類の手帳シールを作っているのですが、シールを貼っていけば、血圧手帳にも検査数値手帳にも、糖尿病手帳にもなります。情報を適正に管理する方法を考えたら、このスタイルになりました。「あなたにぴったりなシールを貼って、あなた仕様の手帳で情報管理をしましょう」ということです。

紙のお薬手帳に関しては、あまり課題はお持ちではなかったのですか。

持参率の問題は常にありましたが、それよりも紙のお薬手帳は、そもそもインフラとしては物足りないと感じていました。グリーンメディックもICTを使って、何かプラットフォームを持っていた方がいいかと思い、独自にアプリを作るなどしていました。ちょうどそんな時期にソニーのharmo(ハルモ)に関する講演を聞いたのです。

豊中市薬剤師会でも地域医療のプラットフォームが課題となっていたと聞いていますが。

豊中市薬剤師会として、情報連携のプラットフォームを考えだしたのは、その少し前です。「地域包括ケア構想」を国が掲げ、これに沿って薬剤師会でも「虹ねっと(豊中市の医療と介護の実務者が連携した意見交換会)」の推進をしていました。その中で情報連携のプラットフォームとして、どんなICTを活用するか?という課題がありました。地域包括ケアの推進は必須。そうしないと国の財政はパンクしてしまう。医療費が40兆円超え、国家予算の半分近い額です。これは絶対やり遂げないといけないテーマだと思いましたが、実際に行政が一から十までやるのは大変厳しい。そこで当時出てきたのは、民間の力を利用してやる「民活」です。豊中市保健所の行政施策を薬剤師会が担うという事例が少しずつ出始め、「こういうやり方もあるのだな、民活は大事だ」と思っていたときに、harmo(ハルモ)を知ったのです。

harmo(ハルモ)の特徴でどの点を評価されましたか。

まず個人情報が安全にコントロールできていること。それと、クラウドを利用したシステムで拡張性があること。私自身最初にharmo(ハルモ)の説明を聞いた時「お薬手帳としての機能はわかったが、他に何ができるのですか?」と真っ先に質問しました。その時にシステム的に拡張しやすいことを知り、「グリーンメディック」らしさが出せるのではと期待しました。また、「虹ねっと」にもICTとして活用できると思いました。

紙のお薬手帳をカスタマイズして使っておられたように、harmo(ハルモ)の拡張性に期待を持たれたのですね。

そうです。拡張性があるというのが決定的で、豊中市薬剤師会の会長も「面白い。薬剤師会で採択したらいいのではないか」と賛同したのです。

薬剤師会の方に理解していただくために、ご苦労はありましたか。

やはり直接ご説明をしないと想いが伝わりません。ファックスを送るだけということでは無理です。1軒1軒訪問して、ご説明しました。あとは電話することの繰り返しです。担当者を調べて、全員に電話しました。最後はテレアポみたいになっていました(笑)。こんなことをしたのは私くらいかもしれません。でも、目的はインフラでしたから、ある程度の参加者がないと目的が果たせません。まずは「100軒参加」という目標を設けて動きました。おかげで多くの先生方にご協力いただきました。

  • 多田 耕三先生
    株式会社グリーンメディック
    代表取締役
    豊中市薬剤師会 副会長

薬局プロフィール

  • harmo導入歴…2か月(取材時)
  • 豊中市と吹田市に開局されているグリーンメディック薬局様。4局目となる少路局は、自動バイアル払出機の導入など、数々の先進的な取り組みをされています。通常の調剤サービスはもちろん、「健康」をテーマに医療品のセレクトファーマシーとしての機能を併せ持つ薬局です。
    導入からわずか2か月の間に、2000名以上の患者様にharmoをご利用いただいています。

シックな洗練されたデザインで、まるでカフェのような空間のグリーンメディック・少路局。薬の調剤だけではない、気軽に立ち入れるメディカルコミュニティスペースを目指しています。

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